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  そのとき、彼は[[kāma|諸欲]]に転向しない者となる。\\  そのとき、彼は[[kāma|諸欲]]に転向しない者となる。\\
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- マハーナーマよ、私も[[sambodhi|等覚]]以前、まだ[[abhisambuddha|現等覚]]していな[[bodhisatta|菩薩]]であったとき、『[[kāma|諸欲]]は[[assāda|楽味]]少なく、[[dukkha|苦]]多く、[[upāyāsa|悩み]]多い。そこにはより多くの[[ādīnava|危難]]がある』と、\\+ マハーナーマよ、私も[[sambodhi|等覚]]以前、まだ[[abhisambuddha|現等覚]]していなかった[[bodhisatta|菩薩]]であったとき、『[[kāma|諸欲]]は[[assāda|楽味]]少なく、[[dukkha|苦]]多く、[[upāyāsa|悩み]]多い。そこにはより多くの[[ādīnava|危難]]がある』と、\\
  そのようにこれが[[yathābhūta|如実]]に正しい[[pañña|智慧]]によりよく見られていたが、しかしその私は[[kāma|諸欲]]以外、[[akusala|不善]][[dhamma|諸法]]以外で[[pīti|喜悦]]と[[sukha|楽]]を、あるいはそれらより良い他のものを[[adhigacchati|会得]]せず、\\  そのようにこれが[[yathābhūta|如実]]に正しい[[pañña|智慧]]によりよく見られていたが、しかしその私は[[kāma|諸欲]]以外、[[akusala|不善]][[dhamma|諸法]]以外で[[pīti|喜悦]]と[[sukha|楽]]を、あるいはそれらより良い他のものを[[adhigacchati|会得]]せず、\\
  そのとき、それだけでは私は[[kāma|諸欲]]に転向しない者とは自認しなかった。\\  そのとき、それだけでは私は[[kāma|諸欲]]に転向しない者とは自認しなかった。\\
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  マハーナーマよ、これらの[[pañcakāmaguṇa|五欲]]がある。\\  マハーナーマよ、これらの[[pañcakāmaguṇa|五欲]]がある。\\
  五とは何か。\\  五とは何か。\\
- [[cakkhu|眼]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、[[manāpa|好み]]の、[[piyarūpa|愛しき]]、[[kāma|欲]]を伴い、[[rajjati|魅了]]する[[rūpa|諸色]]([[rūpa|色彩]])。\\ + [[cakkhu|眼]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、[[manāpa|好み]]の、[[piyarūpa|愛しき]]、[[kāma|欲]]を近寄せ、[[rajjati|魅了]]する[[rūpa|諸色]]([[rūpa|色彩]])。\\ 
- [[sota|耳]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を伴い、[[rajjati|魅了]]する[[sadda|諸声]]。\\ + [[sota|耳]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を近寄せ、[[rajjati|魅了]]する[[sadda|諸声]]。\\ 
- [[ghāna|鼻]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を伴い、[[rajjati|魅了]]する[[gandha|諸香]]。\\ + [[ghāna|鼻]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を近寄せ、[[rajjati|魅了]]する[[gandha|諸香]]。\\ 
- [[jivha|舌]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を伴い、[[rajjati|魅了]]する[[rasa|諸味]]。\\ + [[jivha|舌]]で[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、好みの、愛しき、欲を近寄せ、[[rajjati|魅了]]する[[rasa|諸味]]。\\ 
- [[kāya|身]]により[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、[[manāpa|好み]]の、[[piyarūpa|愛しき]]、[[kāma|欲]]を伴い、[[rajjati|魅了]]する[[phoṭṭhabba|諸接触]]。\\+ [[kāya|身]]により[[vijānati|識ら]]れる、望ましき、所愛の、[[manāpa|好み]]の、[[piyarūpa|愛しき]]、[[kāma|欲]]を近寄せ、[[rajjati|魅了]]する[[phoṭṭhabba|諸接触]]。\\
  マハーナーマよ、これらが[[pañcakāmaguṇa|五欲]]である。\\  マハーナーマよ、これらが[[pañcakāmaguṇa|五欲]]である。\\
  マハーナーマよ、これらの[[pañcakāmaguṇa|五欲]]に[[paṭicca|縁りて]][[uppajjati|生じる]][[sukha|楽]]・[[somanassa|嬉]]。\\  マハーナーマよ、これらの[[pañcakāmaguṇa|五欲]]に[[paṭicca|縁りて]][[uppajjati|生じる]][[sukha|楽]]・[[somanassa|嬉]]。\\
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  マハーナーマよ、これもまた[[sandiṭṭhika|現に見]]られる[[kāma|諸欲]]の[[ādīnava|危難]]であり、[[kāma|欲]]ゆえに、[[kāma|欲]]を[[nidāna|起因]]とし、[[kāma|欲]]を理由とした、まさに[[kāma|諸欲]]ゆえの[[dukkhakkhandha|苦蘊]]である。\\  マハーナーマよ、これもまた[[sandiṭṭhika|現に見]]られる[[kāma|諸欲]]の[[ādīnava|危難]]であり、[[kāma|欲]]ゆえに、[[kāma|欲]]を[[nidāna|起因]]とし、[[kāma|欲]]を理由とした、まさに[[kāma|諸欲]]ゆえの[[dukkhakkhandha|苦蘊]]である。\\
- マハーナーマよ、もし、その良家の子息がそのように奮起し励み[[vāyāma|精進]]したとき、それらの財が実現しないなら、\\+ マハーナーマよ、もし、その良家の子息がそのように奮起し[[āraddha|]]み[[vāyāma|精進]]したとき、それらの財が実現しないなら、\\
  彼は[[soka|悲]]しみ、疲労し、[[parideva|悲嘆]]し、胸を叩いて[[kandati|嘆]]き、[[moha|迷妄]]に[[āpajjati|陥る]] -\\  彼は[[soka|悲]]しみ、疲労し、[[parideva|悲嘆]]し、胸を叩いて[[kandati|嘆]]き、[[moha|迷妄]]に[[āpajjati|陥る]] -\\
 『私の奮起はじつに虚しく、私の[[vāyāma|精進]]はじつに[[phala|果]]なきものだ』と。\\ 『私の奮起はじつに虚しく、私の[[vāyāma|精進]]はじつに[[phala|果]]なきものだ』と。\\
  マハーナーマよ、これもまた[[sandiṭṭhika|現に見]]られる[[kāma|諸欲]]の[[ādīnava|危難]]であり、[[kāma|欲]]ゆえに、[[kāma|欲]]を[[nidāna|起因]]とし、[[kāma|欲]]を理由とした、まさに[[kāma|諸欲]]ゆえの[[dukkhakkhandha|苦蘊]]である。\\  マハーナーマよ、これもまた[[sandiṭṭhika|現に見]]られる[[kāma|諸欲]]の[[ādīnava|危難]]であり、[[kāma|欲]]ゆえに、[[kāma|欲]]を[[nidāna|起因]]とし、[[kāma|欲]]を理由とした、まさに[[kāma|諸欲]]ゆえの[[dukkhakkhandha|苦蘊]]である。\\
- マハーナーマよ、もし、その良家の子息がそのように奮起し励み[[vāyāma|精進]]したとき、それらの財が実現するなら、\\ + マハーナーマよ、もし、その良家の子息がそのように奮起し[[āraddha|]]み[[vāyāma|精進]]したとき、それらの財が実現するなら、\\ 
- 彼はそれらの財の守護のために[[dukkha|苦]]、[[domanassa|心苦]]を[[paṭisaṃvedayati|体験]]する。\\+ 彼はそれらの財の守護のために[[dukkha|苦]]、[[domanassa|]]を[[paṭisaṃvedayati|体験]]する。\\
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 『何としても私の財を、王たちが持ち去らず、盗賊らが奪わず、火が焼かず、水が運ばず、[[piya|愛し]]くない相続者たちが持ち去らないように』と。\\ 『何としても私の財を、王たちが持ち去らず、盗賊らが奪わず、火が焼かず、水が運ばず、[[piya|愛し]]くない相続者たちが持ち去らないように』と。\\
mn14_1.1759549248.txt.gz · 最終更新: by h1roemon