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| 「比丘たちよ」と。\\ | 「比丘たちよ」と。\\ | ||
| 「尊者よ」と、その比丘たちは世尊へ応じた。\\ | 「尊者よ」と、その比丘たちは世尊へ応じた。\\ | ||
| - | 世尊はこうおっしゃった。\\ | + | 世尊はこう言われた。\\ |
| 「比丘たちよ、かつてマガダの[[pañña|智慧]]劣る類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べず、[[pāra|彼岸]]を調べず、牛たちをスヴィデーハ((マガダ国の対岸にあるヴィデーハ国の一部))の渡し場でないところで北岸に渡らせた。\\ | 「比丘たちよ、かつてマガダの[[pañña|智慧]]劣る類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べず、[[pāra|彼岸]]を調べず、牛たちをスヴィデーハ((マガダ国の対岸にあるヴィデーハ国の一部))の渡し場でないところで北岸に渡らせた。\\ | ||
| \\ | \\ | ||
| 行 15: | 行 15: | ||
| なぜなら比丘たちよ、マガダの[[pañña|智慧]]劣る類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べず、[[pāra|彼岸]]を調べず、牛たちをスヴィデーハ国の渡し場でないところで北岸に渡らせたからである。\\ | なぜなら比丘たちよ、マガダの[[pañña|智慧]]劣る類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べず、[[pāra|彼岸]]を調べず、牛たちをスヴィデーハ国の渡し場でないところで北岸に渡らせたからである。\\ | ||
| \\ | \\ | ||
| - | まさにそのように比丘たちよ、沙門、婆羅門の誰であれ、、この[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]でなく、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]でなく、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]でなく、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]でなく、\\ | + | まさにそのように比丘たちよ、沙門、婆羅門の誰であれ、この[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]でなく、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]でなく、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]でなく、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]でなく、\\ |
| [[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]でなく、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]でない者たちがいるが、彼らを聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたってためにならず[[dukkha|苦]]となるであろう。\\ | [[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]でなく、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]でない者たちがいるが、彼らを聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたってためにならず[[dukkha|苦]]となるであろう。\\ | ||
| 比丘たちよ、かつてマガダの[[sappañña|有慧]]の類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べ、[[pāra|彼岸]]を調べ、牛たちをスヴィデーハの渡し場で北岸に渡らせた。\\ | 比丘たちよ、かつてマガダの[[sappañña|有慧]]の類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べ、[[pāra|彼岸]]を調べ、牛たちをスヴィデーハの渡し場で北岸に渡らせた。\\ | ||
| 行 32: | 行 32: | ||
| なぜなら比丘たちよ、マガダの[[sappañña|有慧]]の類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べ、[[pāra|彼岸]]を調べ、牛たちをスヴィデーハの渡し場で北岸に渡らせたからである。\\ | なぜなら比丘たちよ、マガダの[[sappañña|有慧]]の類の牛飼いが、[[vassa|雨安居]]の最終月の秋頃に、ガンガー河の[[orima tīra|此岸]]を調べ、[[pāra|彼岸]]を調べ、牛たちをスヴィデーハの渡し場で北岸に渡らせたからである。\\ | ||
| \\ | \\ | ||
| - | まさにそのように比丘たちよ、沙門、婆羅門の誰であれ、、この[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]で、\\ | + | まさにそのように比丘たちよ、沙門、婆羅門の誰であれ、この[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]で、\\ |
| [[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]な者たちがいるが、彼らを聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたり恩恵と幸福のためになるだろう。\\ | [[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]な者たちがいるが、彼らを聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたり恩恵と幸福のためになるだろう。\\ | ||
| 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの牛父、牛の指導者である雄牛たちのように、比丘たちよ、\\ | 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの牛父、牛の指導者である雄牛たちのように、比丘たちよ、\\ | ||
| 行 38: | 行 38: | ||
| かの[[arahant|阿羅漢]]、[[khīṇāsava|漏尽者]]、[[vusitavant|完成者]]、なすべきがなされ、荷が下ろされ、[[sadattha|善利]]に達し、[[bhava|有]]の[[saṃyojana|結縛]]が[[parikkhaya|尽き果]]て、正しく[[aññā|開悟]]し、[[vimutti|解脱]]した比丘たち。彼らは[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至った。\\ | かの[[arahant|阿羅漢]]、[[khīṇāsava|漏尽者]]、[[vusitavant|完成者]]、なすべきがなされ、荷が下ろされ、[[sadattha|善利]]に達し、[[bhava|有]]の[[saṃyojana|結縛]]が[[parikkhaya|尽き果]]て、正しく[[aññā|開悟]]し、[[vimutti|解脱]]した比丘たち。彼らは[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至った。\\ | ||
| 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの元気な牛たち、[[dammati|調御]]されるべき牛たちのように比丘たちよ、\\ | 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの元気な牛たち、[[dammati|調御]]されるべき牛たちのように比丘たちよ、\\ | ||
| - | およそ[[orambhāgiya-saṃyojana|五下分結]]の[[parikkhaya|遍尽]]ゆえに[[opapātika|化生者]]となり、そこで[[parinibbāna|般涅槃]]して、その[[loka|世界]]から還らざる[[dhamma|性質]]となるその比丘たち、彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ | + | およそ[[orambhāgiya-saṃyojana|五下分結]]の[[parikkhaya|遍尽]]ゆえに[[opapātika|化生者]]であり、そこで[[parinibbāna|般涅槃]]して、その[[loka|世界]]から還らざる[[dhamma|性質]]となるその比丘たち、彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ |
| 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの雄の子牛たち、雌の子牛たちのように比丘たちよ、\\ | 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行ったかの雄の子牛たち、雌の子牛たちのように比丘たちよ、\\ | ||
| およそ[[ti saṃyojana|三結]]の[[parikkhaya|遍尽]]と[[rāga|染]]・[[dosa|瞋]]・[[moha|痴]]の薄さにより[[sakadāgāmi|一来]]となり、ただ一度だけ、この[[loka|世界]]に来て[[dukkha|苦]]の終わりをなすその比丘たち、彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ | およそ[[ti saṃyojana|三結]]の[[parikkhaya|遍尽]]と[[rāga|染]]・[[dosa|瞋]]・[[moha|痴]]の薄さにより[[sakadāgāmi|一来]]となり、ただ一度だけ、この[[loka|世界]]に来て[[dukkha|苦]]の終わりをなすその比丘たち、彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ | ||
| \\ | \\ | ||
| 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行った、かの痩せて[[bala|力]]のない子牛たちのように、比丘たちよ、\\ | 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行った、かの痩せて[[bala|力]]のない子牛たちのように、比丘たちよ、\\ | ||
| - | およそ[[ti saṃyojana|三結]]の[[parikkhaya|遍尽]]ゆえに[[sotāpanna|預流]]、不[[vinipāta|堕処]]の[[dhamma|性質]]ある、[[niyata|決定者]]、[[sambodhi|等覚]]に[[parāyana|赴く]]者である比丘たち、\\ | + | およそ[[ti saṃyojana|三結]]の[[parikkhaya|遍尽]]ゆえに[[sotāpanna|預流]]、不[[vinipāta|堕処]]の[[dhamma|性質]]ある、[[niyata|決定者]]、[[sambodhi|等覚]]へ[[parāyana|赴く]]者である比丘たち、\\ |
| 彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ | 彼らも[[māra|魔]]の[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に至るであろう。\\ | ||
| 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行った、母牛の叫びによって運ばれた[[jāti|生まれ]]たばかりの幼い子牛のように、\\ | 比丘たちよ、まるでガンガーの[[sota|流れ]]を横切って無事に[[pāra|彼岸]]に行った、母牛の叫びによって運ばれた[[jāti|生まれ]]たばかりの幼い子牛のように、\\ | ||
| 行 50: | 行 50: | ||
| そして比丘たちよ、私はこの[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]な者である。\\ | そして比丘たちよ、私はこの[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、他[[loka|世界]]に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[māra|魔]]なき領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]の領域に[[kusala|巧み]]で、[[maccu|死]]なき領域に[[kusala|巧み]]な者である。\\ | ||
| 比丘たちよ、その私を聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたり恩恵と幸福のためになるだろう」と。\\ | 比丘たちよ、その私を聞くべき、[[saddhā|信]]ずべきと[[maññita|思う]]者たち、彼らにとってそれは長きにわたり恩恵と幸福のためになるだろう」と。\\ | ||
| - | 世尊はこうおっしゃった。\\ | + | 世尊はこう言われた。\\ |
| こうおっしゃり、師である[[sugata|善逝]]はさらに、\\ | こうおっしゃり、師である[[sugata|善逝]]はさらに、\\ | ||
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mn34.1764033483.txt.gz · 最終更新: by h1roemon
