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uddisati

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uddisati [2025/12/31 20:07] h1roemonuddisati [2025/12/31 20:08] (現在) h1roemon
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 \\ \\
 ・語形と位置づけ:\\ ・語形と位置づけ:\\
-uddesa は uddisati(指定する/説示する)に対応する名詞で、\\ +uddesa は uddisati(指定する/説示する)に対応する名詞で、経文では「簡略な提示」「要点の示出」を表す語として用いられる。\\
-経文では「簡略な提示」「要点の示出」を表す語として用いられる。\\+
  
 ・品詞:\\ ・品詞:\\
-男性名詞\\ +男性名詞(単数:uddeso、複数主格:uddesā)\\
-(単数:uddeso、複数主格:uddesā)\\+
  
 ・意味(用例から見た整理):\\ ・意味(用例から見た整理):\\
行 23: 行 21:
  (後続の説明や解答の前段として置かれる)\\  (後続の説明や解答の前段として置かれる)\\
  
-③ ある語句・呼称が、ここで扱われる教えの「見出し」「項目名」\\ +③ ある語句・呼称が、ここで扱われる教えの「見出し」「項目名」として成立することを示す言い回し\\
- として成立することを示す言い回し\\+
  (‘…’nti iti hidaṃ uddesaṃ gacchati 型)\\  (‘…’nti iti hidaṃ uddesaṃ gacchati 型)\\
  
 ・用法上の特徴:\\ ・用法上の特徴:\\
- 
 - saṃkhittena(簡略に)と並んで現れることが多い。\\ - saṃkhittena(簡略に)と並んで現れることが多い。\\
-- uddesa の後に、意味の分別や解答(atthaṃ vibhajati, veyyākaraṇa など)\\ +- uddesa の後に、意味の分別や解答(atthaṃ vibhajati, veyyākaraṇa など)が続く構文が見られる。\\ 
- が続く構文が見られる。\\ +- 問い(pañha)と対で用いられ、「問い → 要点提示(uddesa) → 解答・展開」という構造を取る例がある。\\
-- 問い(pañha)と対で用いられ、\\ +
- 「問い → 要点提示(uddesa) → 解答・展開」\\ +
- という構造を取る例がある。\\+
  
 ・訳語について:\\ ・訳語について:\\
-本文訳では「説示」を基本とし、\\ +本文訳では「説示」を基本とし、文脈によっては「要点の説示」「項目提示」と理解すると読みやすい。\\
-文脈によっては「要点の説示」「項目提示」と理解すると読みやすい。\\+
  
 ※ 以上は、SN35.116、SN41.8、SN46.52 などの用例に基づく整理である。\\ ※ 以上は、SN35.116、SN41.8、SN46.52 などの用例に基づく整理である。\\
uddisati.1767179236.txt.gz · 最終更新: by h1roemon