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| adhippayāsa |
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| 特性 |
(Tipiṭaka Pāḷi-Myanmar翻訳) :過度に、特別に、並外れて努力するという性質をもった行動。特別な行為・実践・能力と勇気。「adhippayoga(特別な努力・専心)」も参照のこと。
adhi:向けて、上に、強大に + payāsa:?(pāyāsa:粥, かゆ, 乳粥?)
英語や日本語の辞書に訳語がなく、仮に特性としてますが、用例調査により訳語変更を検討中です。
用例候補:取組、負担
■■■■■ adhippayāsa の解説(出典:ChatGPT) ■■■■■
語形:adhippayāsa(男性名詞)
構造:adhi + payāsa
語根・語源:
- adhi-:接頭辞。「~の上に」「~に対して」「~に関して」など多義的に用いられる。
- payāsa:この形自体は派生形であり、基礎となる語根は √yā(行く)である。
この √yā に「離れて・前に」という意味をもつ接頭辞 pa- が加わり、payāti(出発する、進む)などを形成する。
そこから派生した payāsa は、「進むこと」「出発」「努力」「活動」などの意味を持つ派生名詞と考えられる。
- よって、adhippayāsa は「上に置かれた(より強い)努力」または「より大きな活動」などの意味合いをもつ合成語となる。
文献での用例:
- パーリ仏典ではこの語は稀であるが、しばしば「困難」「努力」「苦労」などの意味で文脈的に理解される。
- たとえば「adhippayāso mahā hoti」というように、「大きな困難(または努力)がある」という形で使われることがある。
類似語との関係:
- payāsa そのものは独立語としても見られ、「行くこと」「出発」などを指す。
- adhivāsa(耐えること)や padhāna(精進)と同様、「努力」や「取り組み」を指す文脈で関連する語彙群と考えられる。
現代語との関連:
- シンハラ語やビルマ語などの近縁言語では、派生語としての「努力」「困難」といった意味で使われる例もある。
備考:
- 文脈に応じて、心理的困難・物理的障害・意志的努力のいずれかを指す可能性があるため、訳出の際には前後関係に注意が必要。
類語 visesa:卓越、nānākaraṇa:差異
sn46.54:「友よ、ここに沙門ゴータマの(教え)と我々の(教え)には、いかなる卓越、いかなる特性、いかなる差異があるのだろうか、すなわち、説法と説法、指導と指導には?」と。
