anubhāva
威力(ある)能力

:d: 威力, 勢力, 威神カ power; splendour; majestic


anu:随い、順に、次に、続いて + bhāva:状態、なりつつあること

用例を見て、能力という訳語を追加しました。

類語 iddhika:神変を持


imepi candimasūriye evaṃmahiddhike evaṃmahānubhāve pāṇinā parimasatha parimajjatha, yāva brahmalokāpi kāyena vasaṃ vattethā’’ti? このように大神変を持ち、このように大威力あるこれらの月、太陽を、手の平でなでこすり、梵天界に至るまでによる自在力を転じるのですか?」と。
出典: sn12.70
Tathā hi tyāyaṃ jalitānubhāvo, そのように あなたのこの輝く威力
Obhāsayaṃ tiṭṭhati brahmaloka’’nti. 梵天界を照らしている」と。
出典: sn6.4
‘mahesakkho vata, bho, satthā antarahito mahiddhiko mahānubhāvo.『ああ、じつに大勢力ある、大神変を持ち、大威力ある師が消失された。
出典: sn21.2
Āyasmā hi mahāmoggallāno mahiddhiko mahānubhāvo ākaṅkhamāno kappaṃ tiṭṭheyyā’’ti. なぜなら大神変を持ち、大威力あるマハーモッガッラーナ尊者は、望むなら一(の間)もとどまれるのですから」と。
出典: sn21.3
Daṇḍassa ānubhāvena, khalitvā patitiṭṭhatī’’ti. 杖の威力により つまづいても再び立つ』」と。
出典: sn7.14
Etadaññāya medhāvī, bhuñjetha ca dadetha ca; 知性ある者はこれを了知して 享受せよ そして与えよ1)
Datvā ca bhutvā ca yathānubhāvaṃ; 能力に応じて与え また享受して
Anindito saggamupeti ṭhāna’’nti. そしられることなく 天の境地に近づく」と。
1)
medhāvīは男性単数、bhuñjethaは複数なので数が合わないが、韻律の関係と見ました。
出典: sn1.41
‘‘yo kho imasmiṃ bhikkhusaṅghe sabbanavako bhikkhu tassāyaṃ evarūpo iddhānubhāvo’’ti. 『この比丘僧伽で最も新参の比丘である彼には、このような神変威力があるのだ』と。
出典: sn41.4