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piṇḍa
piṇḍa
托鉢食物

:d: 丸いもの, 球; 団食, 食物; 集団 [m.] a lump; a lump of food.


原義はひとかたまり、ひとつかみの食物(=団食)です。piṇḍa はまず形状語(塊・団子)であり、そこから派生して托鉢や食物という意味で用いられます。

類語 āhāra:(抽象・栄養・摂取行為を含む広義)、 piṇḍapāta:鉢食(托鉢によって得られた piṇḍa)、
   piṇḍiyālopa:一口分の食(piṇḍa の最小単位)


🟦托鉢🟦

Tena kho pana samayena pañcasāleyyakā brāhmaṇagahapatikā mārena pāpimatā anvāviṭṭhā bhavanti . しかしその時、パンチャサーラーの婆羅門や居士たちは、悪魔に魅入られていた、
mā samaṇo gotamo piṇḍamalatthāti.『沙門ゴータマは、托鉢を得るなかれ』と。
出典: sn4.18
Atha kho āyasmā ca lakkhaṇo āyasmā ca mahāmoggallāno rājagahe piṇḍāya caritvā pacchābhattaṃ piṇḍapātapaṭikkantā yena bhagavā tenupasaṅkamiṃsu; さてラッカナ尊者とマハーモッガッラーナ尊者はラージャガハへ托鉢に行って、食後に鉢食から退いて世尊のもとに近づいた。
出典: sn19.1
‘‘Evameva kho, bhikkhave, idha therā bhikkhū pubbaṇhasamayaṃ nivāsetvā pattacīvaramādāya gāmaṃ vā nigamaṃ vā piṇḍāya pavisanti. まさにそのように比丘たちよ、ここに長老の比丘たちは、午前に着衣して、鉢と衣を持って村や町に托鉢に入ります。
Te tattha dhammaṃ bhāsanti. 彼らはそこでを語ります。
Tesaṃ gihī pasannākāraṃ karonti. 在家者たちは彼らへ浄信の所作をなします。
出典: sn20.9
Rājagahe sapadānaṃ piṇḍāya caritvā taṃ piṇḍapātaṃ aññataraṃ kuṭṭamūlaṃ [kuḍḍamūlaṃ (sī. syā. kaṃ.), kuḍḍaṃ (pī.)] nissāya paribhuñjati. ラージャガハで托鉢のため家々を順に歩んでから、ある塀の根元に寄りその鉢食を享受した。1)
出典: sn28.10

🟦食物🟦

‘‘dhammikaṃ samaṇā sakyaputtiyā āhāraṃ āhārenti;「沙門釈子たちは如法に食べます。
anavajjaṃ [anavajjena (ka.)] samaṇā sakyaputtiyā āhāraṃ āhārenti. 沙門釈子たちはを罪なく食べます。
Detha samaṇānaṃ sakyaputtiyānaṃ piṇḍa’’nti. 沙門釈子たちへ食物を与えなさい」と。
出典: sn28.10
Bhūtapubbaṃ so, mahārāja, seṭṭhi gahapati taggarasikhiṃ nāma paccekasambuddhaṃ piṇḍapātena paṭipādesi.  大王よ、昔あるとき、その富豪の居士は(雇人に)タッガラシキンという名の独覚者鉢食を与えさせました。 
‘Detha samaṇassa piṇḍa’nti vatvā uṭṭhāyāsanā pakkāmi. 『沙門に食物を与えよ』と言って、座から立ち去ったのです。 
出典: sn3.20
piṇḍa.txt · 最終更新: by h1roemon