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oḷarika

文書の過去の版を表示しています。


oḷārika
粗雑な
粗大な
あからさまな

:d: 麁なる, あらき gross, coarse, material, ample


五蘊の定義にも使われる頻出語です。

類語  thūla:粗大な、 :a: sukhuma:微細、  aṇu:微小、 nipuṇa:精緻


evametaṃ yathābhūtaṃ sammappaññāya daṭṭhabbaṃ. そのようにこれは如実に正しい智慧で見られるべきです。
Yaṃ kiñci viññāṇaṃ atītānāgatapaccuppannaṃ ajjhattaṃ vā bahiddhā vā oḷārikaṃ vā sukhumaṃ vā hīnaṃ vā paṇītaṃ vā yaṃ dūre santike vā, sabbaṃ viññāṇaṃ netaṃ mama nesohamasmi na meso attāti; 過去・未来・現在のいかなるであれ、内の外の粗雑な、微細な、劣った、優れた、遠く、近くのあらゆるを『これは私のものではない、これは私ではない、これは私の我ではない』と、
出典: sn12.70
‘‘Oḷārikena khvāhaṃ, āvuso, ajja vihārena vihāsiṃ.「友よ、今日、私は粗雑住法に住しました。
Api ca, me ahosi dhammī kathā’’ti. それでも私には法話がありました」と。
出典: sn21.3
So tassa nagarassa samantā anupariyāyapathaṃ anukkamamāno na passeyya pākārasandhiṃ vā pākāravivaraṃ vā, antamaso biḷāranikkhamanamattampi. 彼が、その城塞都市の巡回路をあまねく順に歩いても、城壁の継ぎ目も城壁の裂け目も、ましてや猫が出るほどの穴も見ません。
Tassa evamassa . 彼にはこのような(思い)があります。
‘ye kho keci oḷārikā pāṇā imaṃ nagaraṃ pavisanti vā nikkhamanti vā, sabbe te imināva dvārena pavisanti vā nikkhamanti vā’ti.『何であれこの城塞都市に出入りする粗雑生き物は、すべてこのによってのみ出入りしている』と。1)
1)
この文章から猫も粗雑生き物だとわかります。
出典: sn47.12

●”おおざっぱな”、”あからさま”といった意味で使われています。
sn51.10:しかしアーナンダ尊者は、世尊により粗雑特相がなされ、粗雑な暗示がなされても見抜くことができなかった。

oḷarika.1765936174.txt.gz · 最終更新: by h1roemon