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samanna
samaññā
呼称

:d: 称呼, 名称, 通称, 俗称
designation, name, a common appellation, a popular expression


saṃ:共に、同じ + aññā:了知 = 共に了知されるもの

呼び名のことです。それは場所や言語や時とともに変わる仮のものです。
おそらくsañjānāti:想起、知覚、呼ぶから来た言葉と思います。なぜなら対義語であるpaṭiññā(自称)がpaṭijānātiから来ているからです。

類語 paññatti:概念、samaññā:呼称、papañca:妄想、saṅkhā:考量
   :a: paṭiññā:自称


Loke samaññaṃ kusalo viditvā, 善巧者世間呼称を知って
Vohāramattena so [sa (?)] vohareyyā’’ti. 彼はただ言説として表すのみ」と。
出典: sn1.25
Bhūtapubbaṃ, bhikkhave, imassa vepullassa pabbatassa ‘pācīnavaṃso’tveva samaññā udapādi. 比丘たちよ、昔あるとき、このヴェープッラ山には『パーチーナヴァンサ』という呼称生じました。
出典: sn15.20

sn22.62:「比丘たちよ、混同されず過去にも混同されなかったこれら三つの、言語の通路、指示語の通路、概念の通路は、(今)混同されておらず、(未来に)混同されることなく、沙門・婆羅門・識者に咎められないものである。いかなる三つか? 比丘たちよ、過去に変壊した。その『あった』という考量。その『あった』という呼称。その『あった』という概念。」

samanna.txt · 最終更新: by h1roemon