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te:三 + vijjā:明
仏陀の教えと、バラモン教で使われる言葉です。
仏陀の教えでは以下の三種類があります。
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バラモン教では、以下の三種のヴェーダ聖典を指します。
リグ・ヴェーダ
サーマ・ヴェーダ
ヤジュル・ヴェーダ
伝統的なバラモン教では、”vedagū:ヴェーダの達人”または”Vijjācaraṇasampanno:神呪と徳行のそなわった者”と言えば、おそらくヴェーダを完全に暗唱でき、内容も解釈できた人のことを指したと思います。しかしブッダは、同じ言葉を使ってその意味内容を全く変えて使われたようです。
| ‘‘Tevijjā iddhipattā ca, cetopariyāyakovidā; | 「三明ある者 神変を得た者 心を巡る熟知者 |
| Khīṇāsavā arahanto, bahū buddhassa sāvakā’’ti. | 漏尽者 阿羅漢である 仏陀の多くの弟子は」と。 |
●このお経ではバラモン教の三明と、ブッダの三明が出てきます。
| ‘‘Pubbenivāsaṃ yo vedī, saggāpāyañca passati; | 過去の暮らしを知る者1) 天と苦界を見る者2) |
| Atho jātikkhayaṃ patto, abhiññāvosito muni. | そして生の尽滅を得た者は3) 証知して完成した牟尼となる |
| ‘‘Etāhi tīhi vijjāhi, tevijjo hoti brāhmaṇo; | これら三つの明により 婆羅門は三明者となる |
| Imesañhi, sāriputta, pañcannaṃ bhikkhusatānaṃ saṭṭhi bhikkhū tevijjā, saṭṭhi bhikkhū chaḷabhiññā, saṭṭhi bhikkhū ubhatobhāgavimuttā, atha itare paññāvimuttā’’ti. | なぜならサーリプッタよ、これら五百の比丘のうち、六十の比丘は三明者、六十の比丘は六神通者、六十の比丘は両分解脱者、そして他は慧解脱者です」と。 |