kamacchanda
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| kāmacchanda |
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| 欲望 |
kāma:欲 + chanda:欲、意欲 = 欲望
感覚器官(眼耳鼻舌身)の対象(五欲)への欲のことですが、性欲の意味が強いようです。
sn46.55やmn64_1ではkāmarāga:欲貪と同じに扱われています。ほぼ同義語ですが、kāmacchandaは五蓋文脈・修行障害として語られることが多く、kāmarāgaは結(saṃyojana)・随眠(anusaya)文脈で語られやすいみたいです。
五蓋のひとつであり、五下分結のひとつでもあります。
| ‘‘Ko ca, bhikkhave, āhāro anuppannassa vā kāmacchandassa uppādāya, uppannassa vā kāmacchandassa bhiyyobhāvāya vepullāya? | では比丘たちよ、未生の欲望の生起の、また既生の欲望の増大・繁栄の食とは何か? |
| Atthi, bhikkhave, subhanimittaṃ. | 比丘たちよ、美しい特相があり、 |
| Tattha ayonisomanasikārabahulīkāro . | そこでの非如理作意の多作。 |
| ayamāhāro anuppannassa vā kāmacchandassa uppādāya, uppannassa vā kāmacchandassa bhiyyobhāvāya vepullāya. | これが未生の欲望の生起の、また既生の欲望の増大・繁栄の食です。1) |
1)
この記述からkāmacchanda:欲望は、とくに性的欲望を中心とすることがわかります
出典: sn46.2
出典: sn35.244
出典: sn46.23
kamacchanda.1767702009.txt.gz · 最終更新: by h1roemon
