pancakamaguṇa
| pañcakāmaguṇa |
|---|
| 五欲 |
pañca:五 + kāma:欲 + guṇa:対象群 ⇒ 五つの欲の対象 ⇒ 五欲
■■■■■ kāmaguṇa の整理メモ(ChatGPTの意見) ■■■■■
kāmaguṇa(カーマグナ)とは、直訳すると「欲の綱」「欲の要素」「欲の属性」を意味する語で、
仏典では「五欲(ごよく)」、すなわち欲を構成する五つの感官的対象を指す定訳語として用いられる。
この五つとは以下の通り:
- 眼で識られる色(rūpa)
- 耳で識られる声(sadda)
- 鼻で識られる香(gandha)
- 舌で識られる味(rasa)
- 身で識られる触(phoṭṭhabba)
これらは「美しく、愛らしく、好ましく、欲と結びつき、心を魅了するもの(iṭṭhā, kantā, manāpā, kāmūpasaṃhitā, rajanīyā)」と形容され、
五欲が人間の心を束縛し煩悩を引き起こす要因であることを示している。
guṇa は本来「綱・糸・ひも」を意味し、心を対象に結びつけるもの、という比喩的意味合いがある。
従って *kāmaguṇa* は単なる「五種の欲」ではなく、「欲に心が絡めとられる五つの感官的対象群」と理解されるべきである。
訳語としては、「五欲」が最も一般的かつ仏典的に確立しており、「五種欲」は誤解を招くおそれがあるため使用は推奨されない。また「五妙欲」は大乗経典等で見られるが、上座部仏教文脈では用いないのが通常である。
(出典:ChatGPT)
| ‘‘Pañcime, ānanda, kāmaguṇā. | アーナンダよ、これら五欲があります。 |
| Katame pañca? | 五とは何か。 |
| Cakkhuviññeyyā rūpā iṭṭhā kantā manāpā piyarūpā kāmūpasaṃhitā rajanīyā…pe… | 眼で識られる、望ましい、所愛の、好ましい、愛しい、欲を近寄せ、魅了する諸色、 …中略… |
| kāyaviññeyyā phoṭṭhabbā iṭṭhā kantā manāpā piyarūpā kāmūpasaṃhitā rajanīyā. | 身で識られる、望ましい、所愛の、好ましい、愛しい、欲を近寄せ、魅了する諸接触です。 |
| Ime kho, ānanda, pañca kāmaguṇā. | アーナンダよ、これらが五欲です。 |
出典: sn36.19
類語 lokāmisa:世間肉(ほぼ同義語です)、 pañcakāmaguṇika:五欲の(形容詞)
出典: sn1.11
出典: sn1.30
出典: sn12.63
出典: sn3.12
出典: sn35.117
出典: sn36.31
pancakamaguṇa.txt · 最終更新: by h1roemon
