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省察、審慮、尋求、遍尋
reflection; consideration
pari:あまねく、広く + vitakka:尋
下記の用例から考えると、辞書にあるような難しい意味ではなく、普通に我々の心に起きる考え、思いについて指す言葉のようです。ここでは、接頭辞pariは”広く、一般的な”と解釈できるかと思います。そこでこのwikiでは訳語を考察とします。
類語 maññita:思い、vitakka:尋、saṅkhā:考量
王様が思いついて考えたことについて使っています。
| ‘‘idha mayhaṃ, bhante, rahogatassa paṭisallīnassa evaṃ cetaso parivitakko udapādi . | 「さて尊者よ、静処に行き独座していた私に、このような心の考察が生じました。 |
| ‘kesaṃ nu kho piyo attā, kesaṃ appiyo attā’ti? | 『いったい誰の自己が愛しく 誰の自己が愛しくないのか』と。 |
短い思考についてもこの言葉が使われています。
| Atha kho bhagavā mānatthaddhassa brāhmaṇassa cetasā cetoparivitakkamaññāya mānatthaddhaṃ brāhmaṇaṃ gāthāya ajjhabhāsi . | すると世尊は心によってマーナッタッダ婆羅門の心の考察を了知してマーナッタッダ婆羅門に偈をもって語りかけられた。 |
| ‘‘Kiṃ nu te, vaṅgīsa, imā gāthāyo pubbe parivitakkitā, udāhu ṭhānasova taṃ paṭibhantī’’ti? | 「ヴァンギーサよ、いったい君のこれらの偈は前もって考察されたのか、それともその場で君にひらめくのか?」と。 |
| ‘‘aññatreva, āvuso musila, saddhāya aññatra ruciyā aññatra anussavā aññatra ākāraparivitakkā aññatra diṭṭhinijjhānakkhantiyā atthāyasmato musilassa paccattameva ñāṇaṃ . | 「友ムシラよ、信より他に、愛好より他に、伝聞より他に、形式による考察より他に、見の審慮と信認より他に、ムシラ尊者には独自の智がありますか、 |
| ‘jātipaccayā jarāmaraṇa’’’nti? | 『生に縁りて老死がある』」と? |