pubbenivāsānussatiñāṇa
宿命智

pubbe:以前の、過去の + nivāsa:居住、暮らし + anussati:随念 + ñāṇa:
= 過去の暮らしを随念する智

三明のひとつで、mn4等の諸経で具体的に説かれています。
「そしてそのように入定遍浄清白汚点なく、不純物を離れ、柔軟となり、作業に適しとどまり、不動を得たとき、私は宿命智に向けさせた。その私は種々の過去世の暮らしを追憶した。すなわち、
 一も、二も、三も、四も、五も、十も、二十も、三十も、四十も、五十も、百も、千も、百千も、多くの壊劫も、多くの成劫も、多くの壊成劫も、
『そこで私はこういうで、こういう家柄で、こういう容姿で、こういうの、こういう苦楽体験し、こういう最終寿命であった。その(私)はそこから死没して、どこそこに生じた
 またそこでは私はこういうで、こういう家柄で、こういう容姿で、こういうの、こういう苦楽体験し、こういう最終寿命であった。その(私)はそこから死没して、ここに再生した』と。
 このように具体的に詳細な、種々の過去世の暮らしを追憶した。
 婆羅門よ、これが夜の初に、私によって会得された最初のである。無明は破壊されが生じ、暗闇は破壊され光が生じた不放逸に熱に自ら勤め住する者にそれが起こるように。」