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pariyapuṇati
pariyāpuṇātipariyatta
記憶する記憶された

:d: 学得する, 得達する, 了知する, 暗記する
to learn (by heart), to master, to gain mastership over, to learn thoroughly,to know (to do something), to be able to


pariyā:巡回、回る + puṇāti:ふるいにかける = くりかえし巡り、ふるいにかける。

用例を調査して、記憶するがよさそうなので仮に採用しておきます。
mn26_2にはこうあります。 「これは識者が、やがてたしかに自分の師匠の(教え)を自ら証知実証成就して住することができるようなである』と。比丘たちよ、まもなくその私は、じつにすみやかにその記憶した。比丘たちよ、その私は、唇が叩かれる、つぶやきが語られる程度に1)の言葉、長老の言葉を語り、『私は知り、見る』と、自他ともに認めた。」
そしてその後に無所有処を成就して『尊者よ、私もまたこれほど、この法を自ら証知し実証し成就して住しています。』とあります。この例を見ても、この単語の意味は詩句を暗記し(せいぜい理解する)という範囲でとらえるのが正しいと思います。

類語 pariyāya:、 sajjhāya:誦経


Saṃkhittamatthaṃ [saṃkhittamattaṃ (ka.)] lapayissāmi, yāvatā me manasā pariyattaṃ. 私のをもって記憶した限り 簡略意味を語ろう
出典: sn1.40
Atha kho so brāhmaṇamahāsālo bhagavato santike imā gāthāyo pariyāpuṇitvā sabhāyaṃ mahājanakāye sannipatite puttesu ca sannisinnesu abhāsi . そこでその大豪邸の婆羅門は、世尊のもとでこれらの偈を記憶して、集会所に大勢の人々が集合し、息子たちが着座したときに語った。
出典: sn7.14
‘‘Uggaṇhāhi tvaṃ, bhikkhu, imaṃ dhammapariyāyaṃ;「比丘よ、君はこの把握しなさい。
pariyāpuṇāhi tvaṃ, bhikkhu, imaṃ dhammapariyāyaṃ; 比丘よ、君はこの記憶しなさい。
dhārehi tvaṃ, bhikkhu, imaṃ dhammapariyāyaṃ. 比丘よ、君はこの保持しなさい。
Atthasaṃhito ayaṃ [atthasaṃhitoyaṃ (sī. syā. kaṃ.), atthasaṃhitāyaṃ (pī. ka.)], bhikkhu, dhammapariyāyo ādibrahmacariyako’’ti. 比丘よ、この意義ある梵行の起点です」と。
出典: sn12.45
Tvaṃ dhammaṃ pariyāpuṇitvā amhe vāceyyāsi [vācessasi (pī. ka.)]. 君は記憶して、我々に説きなさい。
Taṃ mayaṃ dhammaṃ pariyāpuṇitvā gihīnaṃ bhāsissāma. 我々は、その記憶して在家者たちへ語ります。
出典: sn12.70
Evameva kho, bhikkhave, bhavissanti bhikkhū anāgatamaddhānaṃ, ye te suttantā tathāgatabhāsitā gambhīrā gambhīratthā lokuttarā suññatappaṭisaṃyuttā, tesu bhaññamānesu na sussūsissanti na sotaṃ odahissanti na aññā cittaṃ upaṭṭhāpessanti na ca te dhamme uggahetabbaṃ pariyāpuṇitabbaṃ maññissanti’’. 比丘たちよ、未来の時に比丘たちは、まさにそのようになるでしょう。かの如来によって語られたそれらの経、深遠で、意味も深遠であり、出世間の、空性に関連したそれらが説かれるとき、よく聞こうとせず、を傾けず、開悟現前させず2)、またそれらの把握されるべきもの、記憶されるべきものと思わないでしょう。
2)
aññā cittaṃを複合語とみました。
出典: sn20.7
‘‘ehi tvaṃ, tāta sudassana, bhagavato santike imaṃ gāthaṃ pariyāpuṇitvā mama bhattābhihāre (bhattābhihāre) [( ) sī. syā. kaṃ. pī. potthakesu natthi] bhāsa.「さあスダッサナ君よ、君は世尊のもとでこの偈を記憶して、私に食事が供されるとき語りなさい。
Ahañca te devasikaṃ kahāpaṇasataṃ (kahāpaṇasataṃ) [( ) sī. syā. kaṃ. potthakesu natthi] niccaṃ bhikkhaṃ pavattayissāmī’’ti. そして私は君に毎日、常にカハーパナ施しを続けよう」と。
出典: sn3.13

mn22_2:「ここに比丘たちよ、一部の愚か者たちは記憶する、経、応頌授記、偈、感興句如是語本生、未曾有智解を。彼らはその記憶しても、それらの意義智慧により調査しない。」
mn33_1:「比丘たちよ、ここに比丘は聞いたように、記憶したように、詳細に他の人々に示す者でない。比丘たちよ、このように比丘は煙をたく者ではない。」

1)
注釈書では『語られたことを繰り返すだけ』
pariyapuṇati.txt · 最終更新: by h1roemon