| vedayati | vedayita |
|---|---|
| 感受する | 感受した、感受 |
| 知る | 知られた |
vedanā:受の動詞形です。辞書にはvedetiと同義語とありますが、調査のため分けておきます。
“感受する、知る”という意味です。触に続いて(縁りて)楽と苦と不苦不楽を“感受する、知る”ということですが、通常の知るという意味でも使われます。
■■■■■ vedetiとvedayatiの違い (出典:ChatGPT)■■■■■
1. 語源と基本的な意味 「vedeti」と「vedayati」は、ともに「√vid(知る・感受する)」を語根とするが、意味と使い方に違いがある。
| 動詞 | 種類 | 意味 |
|---|---|---|
| vedeti | 直接態(parassapada) | 感受する・知覚する・経験する |
| vedayati | 使役形(causative) | 感受させる・知らせる・経験させる |
「vedeti」は 自分が感受すること を意味し、使役の意味は持たない。 「vedayati」は 他者や何かに対して感受させること を意味する。
2. 過去分詞(pp.)の違い
| 動詞 | 過去分詞(pp.) | 意味 |
|---|---|---|
| vedeti | vedita | 感受された・知覚された |
| vedayati | vedayita | 感受させられた・経験された |
「vedita」は「自らが感受したもの」、「vedayita」は「感受させられたもの」のニュアンス。
3. 例文での違い 「vedeti」の例(直接態) So sukhaṃ vedeti. 「彼は楽を感受する。」(自分が感じる)
「vedayati」の例(使役形) So taṃ sukhaṃ vedayati. 「彼はそれを楽として感受させる/経験する。」(何かを通して感受させる)
「vedeti」は個人的な経験を表し、「vedayati」は他者や状況に対して影響を及ぼすことを示す。
4. まとめ
- 「vedeti」は直接態(parassapada)で「感受する・知覚する」の意味。
- 「vedayati」は使役形(causative)で「感受させる・経験させる」の意味。
- 「vedeti」の過去分詞は「vedita」、「vedayati」の過去分詞は「vedayita」。
- 仏典では「vedayati」が五蘊の「vedanā(受)」と関連して頻出する。
類語 paññāyati:知られる、veditabba:知られるべき、vedanīya:受けうる、paṭisaṃvedayati:体験する、vedanā:受
| Evameva kho, assaji, bhikkhu kāyapariyantikaṃ vedanaṃ vedayamāno ‘kāyapariyantikaṃ vedanaṃ vedayāmī’ti pajānāti. | まさにそのようにアッサジよ、比丘は身の終極までの受を感受しているなら『私は身の終極までの受を感受している』と了知し、 |
| Jīvitapariyantikaṃ vedanaṃ vedayamāno ‘jīvitapariyantikaṃ vedanaṃ vedayāmī’ti pajānāti. | 命の終極までの受を感受しているなら『私は命の終極までの受を感受している』と了知します。 |
| ‘Kāyassa bhedā uddhaṃ jīvitapariyādānā idheva sabbavedayitāni anabhinanditāni sītībhavissantī’ti pajānātī’’ti. | 『身の崩壊、命の遍取から後に、ここにおいて、すべての感受されるものは、歓喜されることなく、冷たくなるであろう』と了知します」と。 |