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sanjanati

文書の過去の版を表示しています。


sañjānāti
知覚する想起する呼ぶ

:d: 知覚す, 解了す, 想念す; 呼ぶ, 名づける
1. to recognize, perceive, know, to be aware of 2. to think, to suppose 3. to call, name, nickname


sañ:共に、saññā()の短縮形? + jānāti:知る ⇒ 想により知る ≒ 知覚する、想起する

sn22.79によるとsaññā:は、この動詞から来た言葉となります。そこで想起という訳語を追加します。

Sañjānātīti kho, bhikkhave, tasmā ‘saññā’ti vuccati. 比丘たちよ、『想起する(sañjānāti)』それゆえ『(saññā)』と言われます。
Kiñca sañjānāti? では何を想起するのか?
Nīlampi sañjānāti, pītakampi sañjānāti, lohitakampi sañjānāti, odātampi sañjānāti. 青も想起し、黄も想起し、赤も想起し、白も想起します。1)
1)
色想のたとえ
出典: sn22.79


mn1によると以下のような言葉の用法の違いがわかります。つまり、凡夫は想起(sañjānāti)し、聖者は証知(abhijānāti)するということです。

さらに同経から、この言葉はmaññati:思うと密接に関係することがわかります。

類語 abhijānāti:証知、sampajāna:正知、saññā:


Phuṭṭho, bhikkhave, vedeti, phuṭṭho ceteti, phuṭṭho sañjānāti. 比丘たちよ、触れた者は感受し、触れた者は意図し、触れた者は想起します。
Itthetepi dhammā calā ceva byathā ca aniccā vipariṇāmino aññathābhāvino. そこで揺れ、震えるこれら諸法も、無常変壊変異するものです。
Evaṃ kho, bhikkhave, dvayaṃ paṭicca viññāṇaṃ sambhotī’’ti. 比丘たちよ、このように一対に縁りて生成します」と。
出典: sn35.93

sn47.10:「アーナンダよ、およそ比丘や比丘尼の誰であれ、四念処によく確立したにより住する者たち。彼らにはこれが予期される、『以前よりも後には、大いに差別知覚するであろう』と。」
mn65_1:「比丘たちよ、一日に一座のを食べている私は患い少ないこと、病悩少ないこと、起居の軽さ、強さと安住知覚している。」

sanjanati.1762257272.txt.gz · 最終更新: by h1roemon