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kamesumicchacara

文書の過去の版を表示しています。


kāmesumicchācāra
邪淫

kāmesu:愛欲において + micchā:邪(よこしま)な、誤った + cāra:行為 = 愛欲における邪な行為

おおざっぱに言うと不倫行為や他者の保護下にある女性との行為を意味します。

mn41_1に、による三種の非法行不正行の第三として詳説されています。
「では居士たちよ、何がによる三種の非法行不正行なのか? …
 邪淫者がいる。およそ母に守られた女性、父に守られた女性、父母に守られた女性、兄弟に守られた女性、姉妹に守られた女性、親族に守られた女性、種姓に守られた女性、に守られた女性、夫ある女性、(接触すると)杖罰ある女性、花飾りと糸玉に囲まれた(=婚約済)女性。そのような女性たちに交わる者である。」

またsn55.7では、自己に置き換えるとして、こう説かれています。
『私の(身内の若い)女たちに交わる者がいるなら、そのことは私にとって愛しい、好きなことではありえない。1)
 そして私も、他者の(身内の若い)女たちに交わるなら、そのことは他者にとって愛しい、好きなことではありえない。
 私にとって愛しくなく、嫌なこの。それは他者にとっても愛しくない嫌なことである。
 私にとって愛しくなく、嫌なこの。どうして私は他者をそれにばせられるだろうか?』と。
 彼はそのように考慮して自己邪淫から離れた者となり、他者に邪淫から離れるよう受持させ、邪淫から離れることの称賛を語る。

類語 aticārī:不倫する者


‘‘Yaṃ, gahapati, kāmesumicchācārī kāmesumicchācārapaccayā diṭṭhadhammikampi bhayaṃ veraṃ pasavati, samparāyikampi bhayaṃ veraṃ pasavati, cetasikampi dukkhaṃ domanassaṃ paṭisaṃvedayati, kāmesumicchācārā paṭiviratassa evaṃ taṃ bhayaṃ veraṃ vūpasantaṃ hoti. 居士よ、邪淫者は邪淫縁りて現法恐怖怨みを生み出し、また来世恐怖怨みを生み出し、また心的体験するが、邪淫から現に離れた者の、そのようなその恐怖怨み寂静となります。
出典: sn12.41
Pāṇātipātī ca hoti, adinnādāyī ca hoti, kāmesumicchācārī ca hoti, musāvādī ca hoti, surāmerayamajjappamādaṭṭhāyī ca hoti –  殺生者であり、盗む者であり、邪淫者であり、虚偽者であり、飲酒者であること。
imehi kho, anuruddha, pañcahi dhammehi samannāgato mātugāmo kāyassa bhedā paraṃ maraṇā apāyaṃ duggatiṃ vinipātaṃ nirayaṃ upapajjatī’’ti.  アヌルッダよ、これら五つのを備えた女性は、崩壊の後に苦界悪趣堕処地獄再生します」と。
出典: sn37.14
So iti paṭisaṅkhāya tañceva kāmesumicchācāraṃ pajahati, āyatiñca kāmesumicchācārā paṭivirato hoti. 彼は、かく考慮して、まさにその邪淫捨て去り、そして今後は、邪淫から現に離れるのです。
出典: sn42.8
Kāmesumicchācāraṃ cāhaṃ, gāmaṇi, pajānāmi, kāmesumicchācārassa ca vipākaṃ, yathāpaṭipanno ca kāmesumicchācārī kāyassa bhedā paraṃ maraṇā apāyaṃ duggatiṃ vinipātaṃ nirayaṃ upapajjati tañca pajānāmi.  村長よ、私は邪淫了知します。そして邪淫果報、すなわち邪淫者として行道した者が崩壊の後に苦界悪趣堕処地獄再生するということ、それも了知します。
出典: sn42.13
1)
dāraは妻だけでなく、家族内の若い女性を意味します。
kamesumicchacara.1763600949.txt.gz · 最終更新: by h1roemon